中華料理のチェーン店として、国内では「餃子の王将」が有名です。
今回は、ある人から、王将の餃子のおいしい食べ方を聞いたときに、思ったことを書いていきます。
では、はじまり、はじまりw
ある人によると、王将の餃子には「魔法の粉」が合うそうです。
魔法の粉とは、王将に置いてある唐揚げ用の塩のことです。
マジックパウダーとも言うそうです。
僕はこれを試してないんだけどw、思ったことを書きます。
- 唐揚げ用の塩(魔法の粉)を使うって、なんか、揚げものみたいだなあ
- と言うことは、焼き餃子じゃなく揚げ餃子?
- 「餃子の王将」は中国に進出したけど、焼き餃子にこだわって、失敗。撤退したなあ
と言うことでした。
そんなわけで、餃子の王将が中国で大失敗をした話について考えていきますw
その前に、まずは、どうでも良い話からw
餃子の王将(王将フードサービス)は、1995年1月に大阪証券取引所第2部に上場。
2006年3月には大阪証券取引所第1部に上場。
2013年7月に東証と大証の統合により、東京証券取引所第1部に移行しています。
王将フードサービスは、大証から統合に伴い東証に移行した銘柄と言うことです。
そう、大証からね、大証から………。
じゃあ、王将が撤退した中国事業の話でも書こうかw
王将の中国での歴史です。
- 2005年1月:大連餃子的王将餐飲有限公司(王将餃子(大連)餐飲有限公司)を設立
- 2005年7月:中国:大連市に海外1号店を出店
- 2014年10月:王将餃子(大連)餐飲有限公司を解散すると発表(中国から撤退すると発表、最盛期で6店、解散発表時で3店を運営していた)
- 2016年3月:王将餃子(大連)餐飲有限公司解散に伴う清算が終了(中国から完全撤退)
と、王将は10年かけて最盛期で6店、その後3店まで減らして頑張っていたものの、中国から撤退したわけです。
何が悪かったのでしょうか?
いや、何がマズかったのでしょうか?w
僕は、主力商品である餃子だと思ってます。

中国で餃子と言えば、日本で言うところの水餃子をさします。
王将が出している焼き餃子も中国にはありますが、この焼き餃子の評判は、中国でも地域によって異なるようです。
上海などでは、鍋貼と言う名前で焼き餃子が売られてるそうですが、中国全土として考えると、これは一般的ではありません。
餃子と言えば、水餃子です。
水餃子は、鍋にしてパーティみたいな感覚で食べるそうです。
日本で言うところの鍋料理みたいな感じなのでしょうか?
そして、鍋パーティで残った水餃子は、翌日、焼いたり(焼き餃子)、揚げたり(揚げ餃子)して食べるそうです。
格言風に書くと、
- (残った)水餃子、捨てるんだったら焼いて食え(焼き餃子)
- (残った)水餃子、捨てるんだったら揚げて食え(揚げ餃子)
と言う感覚のようです。
前述の上海みたいに、売り物としての地位を獲得した地域ならいざ知らず、王将が進出した大連市では、売りに出すこと自体が失礼な商品であった可能性があります。
焼き餃子や、揚げ餃子は、あくまで、残り物を美味しく食べるための工夫であって、店に出して良いものであるのかどうかは微妙です。
しかも、餃子の王将は、その焼き餃子自体をメインにしてるところがありますから、店としてのブランド価値は0どころか、マイナスであった可能性があります。
また、餃子の味付けも、日本と中国では違うようです。
日本の餃子にはニンニクが入ってますが、もし、中国でニンニク味の餃子を出したいなら、餃子本体ではなく、たれの方にニンニクを入れるのが良さそうです。
餃子本体はあっさりしていて、お好みに応じてたれに薬味を入れるスタイルだそうです。
ニンニクペーストなら、薬味としていけるでしょう。
どうやら、中国、特に大連市では、餃子の王将の餃子に関する考えられ方が受け入れられなかったようです。
おしまいw


