WordPressのテーマ「Cocoon」にはアフィリエイトタグと言う便利な機能があります。
アフィリエイトする際は、各ページに個別に広告リンクを貼っていきます。
しかし、その商品の広告リンクをどのページに貼ったか忘れてしまったり、また、複数のページに貼ったりした場合、管理が複雑になってきます。
そこで登場したのがCocoonのアフィリエイトタグです。
このアフィリエイトタグに、紹介したい商品やサービスを登録しておくと、以降はこのタグを使うだけで、その商品やサービスへのリンクを貼ることができます。
リンクを変更する際も、アフィリエイトタグを編集すると、複数のページで使われていても商品やサービスを一括で変更できる便利な機能です。
アフィリエイトタグの一覧のページも用意されていますので、管理も容易です。
このアフィリエイトタグは1から順に2、3と進んでいく数字がIDとなっています。
アフィリエイトタグはこのIDにより管理されていますが、一度でもタグを削除してしまうと、そのIDは欠番になります。
欠番を出さないためには、アフィリエイトタグを編集で上書きしていくしかありません。
しかし、残念なことにアフィIDの1番は、サンプルで利用されているために、編集して再利用せずに、うっかり削除してしまった方も多いでしょう。
そうすると、アフィIDの1番は永久欠番になってしまいます。
もちろん、アフィIDに欠番があったところで、微塵ほどの問題もありませんが、アフィIDに欠番があることが「なんかイヤ」な方もいるでしょう。
今回は、そんなアフィIDの欠番を無くすべく、IDの数字を変更する方法を紹介したいと思います。
アフィIDの欠番を無くすのは、気分的な問題以外には全く意味のない行為であり、最悪の場合、データベースの破壊、サイトへのアクセス不可に陥ると言う極めて大きなリスクを伴う行為でもあります。
そのことを肝に銘じながら作業する必要があります。
では、始めます。
アフィリエイトタグに関する情報は、WordPressで利用しているデータベースに保存されています。
まず、データベース名、データベースID、データベースパスワードを調べます。
通常は、
- ドメイン名/wp-config.php
に記録されてます。
wp-config.phpから、
- DB_NAME
- DB_USER
- DB_PASSWORD
の項目を記録します。
次にデータベースにログインする方法を探します。
僕の場合は、サーバの管理画面のデータベースの項目にある
- phpmyadmin
と言うのを使い、データベースのログイン画面に到達できました。
ログイン画面から、上記の3つを利用してログインします。
ここからは、いよいよデータベースをいじることになります。
今回の作業は、サイトの管理者のこだわり以外には全く意味がなく、それでいて、サイトのアクセス不可に陥る恐れのあるハイリスク・ノーリターンな作業です。
戻るなら今の内です。
次にデータベースの中から
- wp_cocoon_affiliate_tags
と言う名前を含んだテーブルを探します。
発見したら、wp_cocoon_affiliate_tagsのテーブルデータを確認します。
アフィリエイトタグの一覧が表示されたと思います。
その中の、各IDの番号に注目です。
各タグのIDの番号を欠番がないように任意の数字に変更しましょう。
僕の場合は編集と言うボタンを使ったら変更できました。
これで、欠番はなくなります。
しかし、これで終わりではありません。
このままでは新規でアフィリエイトタグを作成した際に、また、欠番が生じてしまいます。
新規で作成した際のアフィIDも変更しましょう。
そこで、
- AUTO_INCREMENT
の数字を変更します。
AUTO_INCREMENTには、新規でアフィリエイトタグを作る際のIDの番号が記録されています。
既存のIDと連番になるように変更します。
僕の場合は操作と言うボタンを押すと変更できました。
これで終了です。
ここまでの作業がきちんとできていれば、アフィリエイトタグから欠番が消え、タグを新規で作成しても連番になるように調整されています。
失敗していれば、最悪、データベースが壊れて、ホームページがアクセス不可になっているでしょう。
その場合は、データベースで変更したところを、元に戻したら、復旧するかもしれません。
全て自己責任でお願いします。
ほななw