今回も、根拠がゆるい話「ゆるばな」ってことで、進めさせてもらいます。
ここからは、いきなりですが、本論から始めましょうw
日本は、アニメの製作本数が非常に多い国ですが、ほとんどのアニメが赤字で終わる国でもあります。
日本で制作されるアニメ作品の、実に、7割が赤字だと言う報告もあります。
それは、なぜなのでしょうか?
その点について考えてみましょう。
日本のアニメ作品がもうからない、たった1つの理由(原因)。
それは、
- 製作委員会が閉鎖的だから
ですw
例えば、アラブの石油王や中国の富豪などが、製作委員会に参加してくれると、そのアニメは一気に黒字化します。
それだけで、儲かります。
アニメ制作会社は、製作委員会からアニメの制作費を受け取り、その受け取ったお金でアニメを作ります。
しかし、製作費の調整やらなんやらに失敗して、受け取った製作費以上のお金を使ってアニメを作ってしまいます。
だから、赤字になります。
初めから、受注した金額内でアニメを作っていれば、赤字にはなりません。
しかし、日本のアニメ制作会社は、受注金額内でアニメを製作できないことが多いのです。
ブルーレイやDVDが売れないとか言う人もいますが、それは2次的な理由です。
当たり前の話ですが、受注金額を超えない範囲で、アニメを作り上げれば赤字にはならないのです。
でも、それができないぐらい、受注金額が低いのです。
受注金額の抜本的な引き上げが必要です。
それには、大金を出せるメンバーに、出資してもらう(製作委員会に引き込む)しかありません。
では、アラブの石油王や中国の富豪などは製作委員会に入ってくれるのでしょうか?
現状では難しい、それも、非常に難しいと思います。
なぜなら、日本には日本古来からの製作委員会の常連企業と言うものが存在します。
製作委員会の内部での上下関係は、出資比率によって決まります。
製作委員会に多くのお金を出資した人が、製作委員会の主導権を握れるのです。
例えば、バンダム(仮)なるロボットアニメがあったとしましょう。
プロデューサーが出資者を募集し、製作委員会に入る候補の企業を集めます。
- A社:製作委員会に3,000万円出資する代わりに、出資比率30%と、プラモデルやその他のおもちゃの販売権が欲しい
- B社:5,000万円出資するから、出資比率20%と、ゲームの販売権が欲しい
このように、異なる企業の要望を聞き、プロデューサーが、うまいこと調整して、製作委員会を組織します。
プロデューサーの手腕により、製作委員会への出資額が決まるのです。
この場合だと、A社に手を引いてもらうか、B社からの出資額を減らすかしないと難しそうですね。
そんな感じに、日本的な調整をするのです。
そこにアラブの石油王や、中国の富豪なんかが入って来られると、今までの付き合いや関係がメチャクチャになってしまいます。
プロデューサーにしてみても、今まで築き上げてきた人脈に傷を付けたくはないでしょう。
結局のところ、日本のアニメはもうからなくなるのです。
これを解決するのは難しいのでしょう。
ほななw


