4月1日、ネタニヤフ首相率いるイスラエル軍の戦闘機は、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館領事部を攻撃。
イラン大使館は瓦礫と化し、イラン政府は上級司令官3人を含む軍事顧問7人が死亡したと発表しました。
シリア国営メディアによると、イスラエルは占領しているゴラン高原から攻撃し、シリアも防空システムで防衛したがミサイル数発を撃墜するにとどまったそうです。
ちなみに、ゴラン高原は、昔はシリア高原と呼んでいましたが、イスラエルによる実効支配が長く続いていることから、現在はゴラン高原と呼ばれている高原のことです。
シリアのミクタード外相はイスラエルを強く非難し、イランの最高指導者ハメネイ師は、
「邪悪な政権は罰せられるだろう。
罪を犯したことは後悔させる」
と発言しました。
ハメネイ師の言葉とは裏腹に、イランは13日夜から14日未明にかけ、仕方なしの報復を行いました。
ミサイルとドローン含め300以上のものをイランからイスラエルに向け発射しましたが、イランはイスラエルに攻撃が到着する前に報復を発表。
イスラエル軍に防空システムを稼働させる時間的猶予を与えました。
しかし、この仕方なしの報復にかみついたのがダブスタであり現代の十字軍でもあるアメリカです。
G7でもってイランへの制裁をちらつかせ始めました。
そもそもにおいて、イスラエル軍の行ったイラン大使館への攻撃は、ウィーン条約によりイラン本国への攻撃とみなすことができます。
制裁を科すべきは、自らすすんでイランを攻撃したイスラエルであって、仕方なしの報復をしたイランではないでしょう。
それと、ウクライナが負け始めているのも、アメリカがこのようにイスラエルをひいきしているからでもあります。
僕は、ウクライナでの戦争はロシアを支持しているため、ウクライナやアメリカが負けるのは一向にかまいませんが、アメリカがイスラエルに取っている態度も、ウクライナが押されている大きな要因です。
それはなぜかと言うと、イスラエルがガザで行っている極悪な攻撃は、ロシアにとって大きな勇気になっているからです。
イスラエルの極悪な攻撃は、ロシアが「ウクライナに対してやってはいけない」と思っている攻撃のレベルをはるかに超えています。
だから、
「オッケーなんだそれ。ふうんw オッケーねえw」
って、感じでロシアは見ています。
このブログではあえて取り上げませんでしたが、2月17日にロシア軍がアウディーイウカを制圧したのもアメリカのおかげでしょう。
そして、近いうちに、チャシウヤールも制圧するでしょう。
変な話ですけど、ウクライナがソ連領だったのは今から30年前。
ユダヤ人がパレスチナを支配していたのは2,000年前。
それ以外の期間は、ずっとパレスチナはアラブ人の土地でした。
オスマン帝国が崩壊し、イギリスだかなんだかが、急にユダヤ人をパレスチナに連れてきたとしても、迷惑でしょw
パレスチナ問題については、西側諸国が真剣に解決法を考えないといけない時期に来ていますよ。
ほなな