アメリカの支援を受け、シリア国内ではアメリカの支援を受けているため人気がないと言われている自由シリア軍が幹線道路沿いに支配地域を拡大しイラクへのルートを遮断、ティヤス空軍基地、タドムル空軍基地などを占領。
シリアの首都ダマスカスは、南西には1967年以降はイスラエルに実効支配されているゴラン高原(旧・シリア高原)、南側はヨルダン(しかも国境地帯で反政府組織が武装蜂起し北進。政府軍は速攻で撤退w)、アメリカの支援を受けた自由シリア軍(アサド政権支配地域を分断するように北西に進軍した後、首都ダマスカス方面に南西に進軍)と3方向から急速に包囲されており、首都ダマスカスはすでに陥落したか、間もなく陥落する状況のようだ。
2000年以降は、アメリカが侵略したイラク、アフガニスタン、リビアでは、ロクなことが起こっておらず、今回のシリアでもロクなことが起こらないだろう。
だいたい、イスラムの神の教えを守るイスラム教国家に、アメリカのような詭弁傲慢な民主主義はなじまない。
神が国を治めるのであって、人間の意見なんか聞いちゃいないのだ。
そこに、詭弁や傲慢をにじみ出して押し付けてくるアメリカの言いなりになんかなるはずがない。
バイデン大統領にとっては、
「ウクライナはダメだったけど、シリアはつぶしておいたよ」
と、良いレガシーになったことだろう。
オスマン帝国が崩壊し、イスラム教も分裂し、同じ神が別々のことを言うことも増えてきただろう。
今後のシリアは無政府状態になり、内戦は続き、国土は荒廃するだろう。
12月10日追記
シリアのアサド大統領はロシアに亡命し、イスラエル軍が首都ダマスカスを目指し進軍しているそうです。
アメリカはイスラエルの侵略を黙認しており、シリアはイスラエルにメチャクチャにされますね。
イランと周辺国は、シリアを中継することで陸路でつながっていたそうなので、イスラエルはシリアを占領するつもりなのでしょうかね?
ゴラン高原(旧・シリア高原)どころの被害ではすまなそうですw