NATOの東方拡大を警戒するロシア、ウクライナに軍事侵攻する

T-14、Tu-95、Tu-160、MiG-29 時事放談
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ロシアがウクライナに軍事侵攻する事態になってしまいましたね。
正直、これは予想外でしたが、それだけアメリカによるNATOの拡大には警戒していたと言うことなんでしょうね。
1989年にベルリンの壁が崩壊、1990年には東西ドイツが統一されました。
このとき、アメリカとソ連の間には密約が存在し、これ以上NATOを拡大しないことが条件とされていたそうです。
しかし、その後もアメリカは約束を破り続け、旧ワルシャワ条約機構加盟国は元より、旧ソ連構成共和国にさえNATOを拡大してきました。
平和的にドイツが統一されたのは旧ソ連の協力があったからこそなのに、アメリカはそのような経緯を忘れて、どんどんNATOを拡大してきたわけです。
ソ連が崩壊した時にNATOを解体すると言う選択肢もあったはずです。
また、今回の戦争の直接的な引き金はアメリカがウクライナにジャベリンと呼ばれる武器を供与したことだそうです。
アメリカがジャベリンを供与してロシアは激怒し、アメリカとウクライナ、ロシアとベラルーシがそれぞれ軍事演習をしたのち、今回の戦争に至っています。
アメリカに武器を供与するように迫られたドイツが、ウクライナに
「ヘルメットを5000個やる。
必要なら取りに来な」
と言った対応とは、大きく異なります。
僕はかねてから、
「アメリカはイスラムと旧ソ連には手を出すな」
と言ってきました。
これらの地域にアメリカが手を出したら、ろくな結果にならないからです。
世界の警察官だなんてカッコつけてますが、たまには幸せな結末に持って行ってもらいたいものです。
これからロシアに対する経済制裁が激しくなります。
ただし、経済制裁は諸刃の剣。
その反動で、日本や世界中が不景気になるでしょう。
現在、原油が高騰していますが、ウラジオストクから新潟港に原油を大量購入すれば、逆にガソリン価格の低下が期待できます。
ウラジオストクは中東よりも近いので、輸送費も安くすみます。
まあ、そのようなことは実現しないので、大不況時代の幕開けとなるでしょう。
本当の地獄はこれからです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は成人男性の国外への避難を禁止しています。
成人男性は戦力だからだそうです。
報道では市民、市民と言っていますが、ゼレンスキー大統領の言葉を借りれば、ウクライナの成人男性は軍人ってことになります。
また、市民が他国の軍隊にたてつくようなことは普通ありません。
低く見ても、民兵ってところでしょうか。

また、情報戦、情報戦と言いますが、あれは真偽不明なことも含めて敵国のことをボロクソに言うことなんでしょうか?
情報戦と言うのはウソの拡散だと考えれば、実にショボいです。
イラク戦争の時にアメリカは、
「イラクには大量破壊兵器がある」
と言っていましたが、戦争が終わると、それがウソであることが分かりましたw
イラクに大量破壊兵器はなかったのです。
アメリカは口先介入と戦争のあおりが得意です。
ウクライナは期待していたアメリカにまんまと騙されて、1人でロシアと戦うことになってしまいました。
また、ロシアのことをボロクソに言うのは構いませんが、ロシアの大部隊がキエフの手前に展開していることも興味深いです。
キエフが落とされたらどうするのでしょうか?
今後の戦争に注目です。

昨年7月には1回目のワクチン接種。
8月には2回目のワクチン接種を終えました。
そして、この3月に3回目のワクチン接種を完了しました。
しかし、ややオカルト的な話ですが、このワクチン接種が歓迎されていないようなことが起こりましたので、今回の記事を書きました。

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