北朝鮮って、ミサイルなりなんなりをロシアに輸出して、代わりにロシアからエネルギーや食糧を輸入してると思ったら、まだ、食糧問題に悩んでるのね。
これって、全部、アメリカのせいじゃんw
アメリカがなければ、北朝鮮は、エネルギーにも食糧にも悩まされることはなかっただろう。
少なくとも、昨年秋以降は…。
パレスチナ共和国も、長年、イスラエルに悩まされているが、これも、アメリカがイスラエルを支持してるからである。
パレスチナに限らず、イスラエルには中東の全ての国が悩まされている。
もう、長年、悩まされ続けて、あきらめの境地になっているのではないか、と思う。
こりゃ、反米国家が増えるのは当然だw
アメリカなどはイランを敵視するが、これもアメリカの勝手だと思う。
イランでは1978年に革命がおこり、新欧米派の政権が倒され、イスラム教勢力が政権を樹立した。
重要なのは、これが革命であって、クーデターではないと言うことだ。
イスラム圏の国家がイランを敵視する理由の1つも、革命によって現政権が倒されるのを恐れているからである。
言わば、保身のため、イランを敵視しているところがあるのだ。
アメリカは、2001年に同時多発テロが発生し、イスラム圏への圧力を強化した。
その影響があったのかなかったのかは分からないが、2010年以降に、イスラム圏では、「アラブの春」と呼ばれる革命が次々に起こり、アメリカは称賛した。
しかし、結果は最悪なものとなっている。
そのため、現在は「アラブの冬」とも呼ばれている。
イランはアメリカから敵視されているが、その後の「アラブの冬」を見る限り、革命の成功例と言えるだろう。
ここで、ヨーロッパも含めて、イスラムへの介入を見てみると、
- 十字軍
- オスマン・トルコ帝国解体と植民地支配(イスラム圏の統一国家がなくなり、解体され、ヨーロッパの支配下に入る)
- イスラエル建国(中東戦争の始まり)
- イラク戦争(イラクに大量破壊兵器があるとアメリカが主張し、戦争に突入したがなかったw)
- アラブの冬
などがあげられるのではないだろうか。
やはり、「アメリカがイスラム圏や旧ソ連に手を出すと、ロクなことがない」のである。